アカデミー賞

アカデミー賞(Academy Awards)は、アメリカ映画の健全な発展を目的に、監督、俳優、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞。

 

アカデミー賞は、前年の1年間にノミネート条件(ロサンゼルス郡内の映画館で連続7日以上の期間、有料で公開された40分以上の長さの作品で、劇場公開以前にTV放送、ネット配信、ビデオ発売などで公開されている作品を除く、など)を満たした映画作品がノミネートされる。

「アメリカ映画の祭典」という冠詞を付けられることが多い事からも分かるとおり、基本はアメリカ映画を対象とした映画祭であり、その抜群の国際的な知名度に反して国際映画祭ではなく、「世界三大映画祭」にも含まれない。

 

投票権を持つ映画芸術科学アカデミー会員は、大部分がハリウッドの業界関係者による編成であり、各賞の投票についても、例えば「アカデミー監督賞」であればハリウッドで働く映画監督の会員がノミネート作品選定に投票するなど、賞に応じた業務に携わる会員が担当する(なお、作品賞のノミネートおよび各賞ノミネート発表後の本選の投票は全会員が行うことができる)。

従って受賞作品の選考は、公平な第三者の視点ではなく、業界内から同業者の仕事について評価するというスタンスで行われるのが、アカデミー賞最大の特徴。すなわちハリウッド人が、過去1年間に最も顕著な業績を残したハリウッドの同僚を讃えるという、仲間内の「内賞趣意賞」と言うべき性格を持った賞なのである。

作品の選考についても、アメリカの国情や世相などが色濃く反映され、必ずしも芸術性や作品の完成度の高さでは選ばれない。例えば「カンヌ映画祭」などの著名な国際映画祭で大賞を受賞した作品が、アカデミー賞では指し名にも上がらないことが多いのは有名。故に、どうしても選出作品の足並みが揃ってしまう他の国際映画祭では見られない、独特の傾向と盛り上がりを見せる映画祭である。

 

アカデミー賞の部門

作品賞 (1928年〜)

主演男優賞(1928年〜)

主演女優賞(1928年〜)

助演男優賞(1936年〜)

助演女優賞(1936年〜)

長編アニメ賞(2001年〜)

美術賞(1928年〜)

撮影賞(1928年〜)

衣装デザイン賞(1948年〜)

監督賞(1928年〜)

長編ドキュメンタリー映画賞

短編ドキュメンタリー映画賞

編集賞(1935年〜)

外国語映画賞(1947年〜)

メイクアップ賞(1981年〜)

歌曲賞(1934年〜)

作曲賞(1934年〜)

短編アニメ賞(1931年〜)

短編映画賞

録音賞(1930年〜)

音響編集賞(1963年〜)

視覚効果賞(1939年〜)

脚色賞(1928年〜)

脚本賞(1940年〜)


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