街のあかり(Laitakaupungin valot)
作品感想
前々からアキ・カウリスマキの作品は見たいと思っていたのですが、なかなか見る機会がなく、先日初めて見たのがこの作品です。
この作品は負け犬三部作の最終章なんて言われていてどの程度のものかと思っていたのですが、予想以上の負け犬っぷりでした。警備会社で働く者ものの不器用な性格で同僚ともうまく付き合えず、素敵な女性に出会えたかと思っていたらマフィアぐるみではめられたりと見ていて本当に悲しくなってきます。
ただ唯一の味方といえるソーセージ屋の女性がいるのがせめてもの救いです。この二人の距離感がなんかいいです。
とてもよくできているのですが、2度目はないです。本当に切なくなってきます。
2010.11.23 ボーイ
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