作品紹介

 ここでは管理人のおすすめ洋画をアイウエオ順に紹介しています.

ア行


アイ アム レジェンド

作品情報

原題;I Am Legend

公開;2001年 アメリカ

監督;フランシス・ローレンス

主演;ウィル・スミス,サリ・リチャードソン,アリシー・ブラガ,ダッシュ・ミホク,チャリー・ターハーン

key words;ゾンビ,サバイバル,すてっどまんのBEST100

感想

 周りがゾンビとなり地球に1人残された人間の物語.この男レンジェンドだわ!!

すてっどまん

アイ,ロボット

作品情報

原題;I, Robot

公開;2004年 アメリカ

監督;アレックス・プロヤス

主演;ウィル・スミス,ブリジット・モイナハン,ブルース・グリーンウッド,シャイ・マクブライド,アラン・テュディック,ジェームズ・クロムウェル

key words;SF,ロボット工学三原則,警官,未来,すてっどまんのベスト100

感想

 ロボットが生活に根付き便利になった未来を舞台にした物語.主人公スプーナー(ウィル・スミス)は以前、交通事故で瀕死の重傷を負ったが、ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)の手によって心肺機能と左腕を機械化して一命を取り留めていた.しかし,交通事故の現場に救助に現れたロボットは同じく事故に遭った少女サラより生存率の高かったスプーナーを優先して救い,サラを見捨てていた.以来,数字で物事を判断するロボットを毛嫌いするようになった.そんな中ラニング博士が死亡しスプーナーの下へ連絡が届く.スプーナーは容疑者としてロボットを疑うが,周りの人は誰一人としてロボットが三原則を無視して人を殺めると微塵も疑っていない.そしてスプーナーは他のロボットとは違うサニーと出会い物語は進んでいく.

作品一言

 『でも,サラは子供だった.11%でも充分だ』

 交通事故で,11%の生存確率の少女と,45%の生存確率の成人を比較して,ロボットは数字のみを比較して成人を救出したが,スプーナーは心ある人間ならばサラの方を救うだろうと振り返る.人間とロボットの思考の違いを言い表した一言である.

すてっどまん

アラン・ドロンのゾロ

作品情報

原題;Zorro

公開;1975年 イタリア・フランス

監督;ドゥッチオ・テッサリ

主演;アラン・ドロン

key words;剣戟映画,小説原作,勧善懲悪,表と裏の顔,すてっどまんのBEST100

あらすじ

 アラン・ドロンのゾロとタイトルに出演者の名前がついている通りアラン・ドロンを前面に押し出した作品であり,主演50作記念作品でもある.記念的な作品なだけでなく中身もしっかりしている.ストーリーは典型的な勧善懲悪の作品で気軽に見れる作品になっている.

 剣の達人ディエゴ(アラン・ドロン)は旧友ミゲル(マリノ・マッセ)と宿屋で再会する.ミゲルは総督として新たな領地に赴任して不当に虐げられている民衆をスペイン軍から助ける夢を持っていたが,賊に襲われ,その夢はあっさりと破れてしまう.そこでミゲルは自分の夢をディエゴに託すのであった.その際,ミゲルはディエゴに一つの約束をする.それは『剣で人を殺さないこと』.ディエゴはその約束を守る為,剣による支配ではなく,表では無能な総督を演じ、裏では農民たちをスペイン軍の魔の手から救う正義の盗賊『ゾロ』となる.

感想

 シンプルなストーリー,テンポのよいアクションと音楽で難しく考えず気楽に見れる作品になっている.上記したように戦闘シーンでは,剣で人を殺さないばかりか傷つけるシーンもなく戦闘シーンが苦手な方でも見れるのではないでしょうか.ただ,アクションは本格的で落下シーンは比較的多い気がします.周りに気付かれないように1人で2役やる為,それがばれないかと終始,冷や冷やして見ていましたが,意外とばれない(笑),そこは少しコメディ色もありますが,それも含めて好きな作品です.

すてっどまん

アルカトラズからの脱出

作品情報

原題;Escape From Alcatraz

公開;1979年 アメリカ

監督;ドン・シーゲル

主演;クリント・イーストウッド,パトリック・マクグーハン

key words;刑務所,脱獄,実話

感想

 サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島。アルカトラズは脱出不可能と言われるアメリカの刑務所。 そこにIQ133を誇る知能犯フランク・モリス(クリント・イーストウッド)が投獄される。 脱出不可能といる話を聞きながらも,それをものともせずに脱獄を計画し始める。 なんと脱獄にまで要した時間は2年間。時間なんて次元ではない。 終盤に近づくにつれ脱獄が迫るのだがその辺りの緊張感がひしひしと伝わってくる。刑務官もフランクの動きには注意し警戒はしているのだがフランクはそれの警戒を見事な手口ですり抜けてしまうのだ。 あまりにも緊張感があって見てられなくなってDVDを止めてしまったのだが、またすぐ続きを見てしまった。 その位スリルがあり、続きの気になるストーリーである。 しかも,これは実際にあった話である。現在ではアルカトラズ刑務所は閉鎖されており、観光地になっているそうだ。行ってみたい!!

作品一言

 『See you later, man. (またな)』

 『Goodbye...boy. (さよならさ、坊や)』

 脱獄を試みようとするフランクにイングリッシュ(ポール・ベンジャミン)が脱獄が不可能なこの刑務所ではどうせ捕まってまた房に戻ってくるだろうから『またな』と声を掛ける。 それに対して脱獄に自信があり、外の世界に行く気が満々なフランクはもう脱獄してしまって会わないだろうから『さよなら』と返事をするのである。 他にもフランクの脱獄に対する執念がクリント・イーストウッドによって見事に演じられている。

すてっどまん

アンドリューNDR114

作品情報

原題;Bicentennial Man

公開;1999年 アメリカ

監督;クリス・コロンバス

主演;ロビン・ウィリアムズ

key words;小説原作,アンドロイド,ロボット,すてっどまんのBEST100

あらすじ

 アンドリューは人間に奉仕するアンドロイドであった.彼は一般的なアンドロイドと異なり,学習し,創造性を手にし,自由を求める様になる.その結果,アンドリューは自分がアンドロイドではなく人間である事を認めてもらう事が人生の目的となる.そして最後に死を迎えることで彼は200歳の人類の歴史上最も長生きした人間となる.

感想

 ロボットが人間の様に感情を持ち人間になりたいと思う,ありきたりと言えば,ありきたりなストーリーなのだが見ていて引き付けられる.アンドリューが人間の外見を手に入れてからはロビン・ウィリアムズが人間になったアンドロイドを見事に演じている.見た目は人間だが不思議とアンドロイドにしか見えないのだ.

すてっどまん

いのちの食べ方

作品情報

原題;Unser täglich Brot

公開;2006年 ドイツ

監督;ニコラウス・ゲイハルター

主演;‐

key words;衝撃,考えさせられる,映像

感想

 最近ドキュメンタリーが軽く好きになってきたのですが、これは衝撃的な映画でした。音楽もナレーションもなく淡々と映してるのですが、あれこれ偉そうに言葉を並べるよりよっぽど説得力があります。食品が食卓に並ぶまでを描いているのですが、知ってるつもりで知らないことばかりでした。

 まぁ、私が色々言葉を並べより、まず見てほしいです。そして、これを機に「いのちの食べかた」について考えてみてはいかがでしょうか。

 同じ食に関するドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』もオススメです。命を懸けて映画を撮ってます。

ボーイ

カ行


ゲットスマート

作品情報

原題;Get Smart

公開;2008年(アメリカ)

監督;ピーター・シーガル

主演;スティーヴ・カレル,アン・ハサウェイ,ドウェイン・ジョンソン,アラン・アーキン

key words;コメディ,二重スパイ,核兵器,テロリスト

感想

 スパイというシリアスなテーマを扱いながらも物語は終始コメディ調.それでもストーリー自体はしっかりしており楽しめる作品でした.

作品一言

『ママ!!ママ!!ママ!!ママ!!ママ!!』

『ション!!ション!!ション!!ション!!どんだけうざいか分かった?』

 飛行機からのアドバルーンにつかまりハイウェイの空中を漂う主人公をみた車内の子供とママのやり取り.あまりの衝撃的な出来事なので興奮してママとしか連呼出来ないションだが,電話しながら運転しているママは外には目もくれず,うるさい子供を叱りつける.この作品ではこのように誰かが気付かない所で何かが起きていて,気付かない本人と気付いている周りの人とのギャップで笑いを取るシーンが多いのも特徴的.その中でもお気に入りのシーンです.

すてっどまん

サ行


サイレント・ボイス 愛を虹にのせて
NO
DVD

作品情報

原題;Amazing Grace And Chuck

公開;1987年 アメリカ

監督;マイク・ニューウェル

主演;ジョシュア・ゼルキー,アレックス・イングリッシュ,ジェイミー・リー・カーティス,グレゴリー・ペック,ウィリアム・ピーターセン

key words;少年,核兵器,抗議,感動

感想

 ある日核兵器工場を見学したリトルリーグのエース『チャック』. 使用することではなく,存在することに意味がある核兵器の存在を知る. ならばなくてもいいと考えたチャックは抗議の意として大好きな野球を核兵器がなくなるまで止めると宣言した. たかが,リトルリーグの一少年のこの抗議運動は地元紙をきっかけにNBAのスーパースター『アメイジング』の目に留まります. この講義運動に感化されたアメイジングは年俸100万$以上の年収や名誉を捨ててまでこの運動に参加しました. 一少年の始めたこの講義運動はやがて・・・.

 『Amazing Grace And Chuck』という主人公二人の名を元にした原題をサイレントボイスと和訳したのはナイスセンス!!

作品一言

『チャック,お前は俺の誇りだ.』

 とんでもなく大きくなった講義運動. チャックの家はマスコミに囲まれ,ママは玄関から出れない,妹キャロルは学校でからかわれ怪我をする.パパは職場で陰口を叩かれる. 現実を見て困惑するパパ. ただその中でも自分の信念を信じ抗議運動を続けるチャック. それでも一番身近でその運動を見ていたパパ. でも言葉では伝えていなかったこの一言. でもある時パパはきちんと言葉でこの一言をチャックに告げる. 今まで孤独な中で講義を続けていたチャックに最高の味方が出来た瞬間だった.

すてっどまん

サブウェイパニック

作品情報

原題;the taking of pelham one two three

公開;1974年

監督;ジョセフ・サージェント

主演;ウォルター・マッソー(ニューヨーク市都市交通局警察本部長),ロバート・ショウ(犯人グループリーダー)

keyword;小説原作,ハイジャック,身代金,あっけない最期

感想

 地下鉄という地下の密閉された空間からいかにして逃げ出すかがこの映画の見所である.撮影当初は模倣犯の出現を恐れて撮影の許可が出なかった程逃走方法にはこだわっているが,あっけない幕切れで終わる.物語序盤からのアレがまさか伏線になっていたとは….2009年には『サブウェイ123激突』としてリメイクされた.

すてっどまん

ショーシャンクの空に

作品情報

原題;The Shawshank Redemption

公開;1994年(アメリカ)

監督;フランク・ダラボン

主演;ティム・ロビンス,モーガン・フリーマン

key words;脱獄,冤罪,刑務所,友情,アカデミー賞ノミネート

感想

 すてっどまんがボーイの作品紹介を読んで堪らなく観たくなった作品の一つです.冤罪で投獄されたアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)の刑務所内での辛い19年間を描いた作品です.どんな時でも自由への希望をすてなかったアンディが自由を勝ち取り,悪党に裁きを下すのはスカッとするの一言に尽きます.

作品一言

 His juagement cometh ana that Right soon...(主の裁きは下る いずれ間もなく)

 聖書を重んじ囚人の更生に取り組む所長が掲げていた聖書の一節である.しかし,不正を行い金を稼いでいた所長はその悪事がアンディによって暴かれこの言葉通り裁きが下るのであった.悪党に裁きが下り,脱獄して自由になったアンディの笑顔を見たとき心がスカッとするハッピーエンドになりました.

すてっどまん

スクワーム

作品情報

原題;Squirm

公開;1976年 アメリカ

監督;ジェフ・リーバーマン

主演;ドン・スカーディノ,パトリシア・ピアシー,ジーン・サリヴァン,R・A・ダウ

key words;小説原作,アニマル・ホラー,グロ,ミミズ,ゴカイ

感想

 カルト映画の話題になったら、よく挙げられる映画です。見所は大量の虫です。というか、それしか見るところがありません。ストーリーもB級らしい荒唐無稽さ、ちゃちな俳優陣、それでいてテンポが半端なく悪いんですが、虫のシーンは圧巻ですのでお暇なかたは話の種にでもどうぞ。

ボーイ

ハ行


ハリウッド的殺人事件

作品情報

原題;Hollywood Homicide

公開;2003年

監督;ロン・シェルトン

主演;ハリソン・フォード,ジョシュ・ハートネット,レナ・オリン,マーティン・ランドー,ドワイト・ヨアカム

keyword;バディムービー,副業,ロサンゼルス

感想

 暗黒期(駄作)が続いていたハリソン・フォードですが、個人的には久々に楽しめる作品でした。基本的には実に平凡なアクション映画なのですが、キャラ設定がおもしろいです。刑事をやりながら不動産の仲介人をやるハリソン・フォード、同じく刑事でヨガのインストラクターをやるジョシュ・ハートネット。犯人を追跡しながら不動産の取引をするシーンはかなりツボりました。好みがはっきり分かれそうな作品ですが、自分は楽しめたので紹介してみました。

ボーイ

ラ行


ロック・ユー!

作品情報

原題;a knight's tale

公開;2001年 アメリカ

監督;ブライアン・ヘルゲランド

主演;ヒース・レジャー,シャニン・ソサモン

keyword;中世,馬上槍試合,サクセスストーリー,すてっどまんのBEST100

感想

 ロック・ユーのタイトル通り全体的にロック調の音楽が多い.中世の舞台にはミスマッチに感じるロックの音楽が物語を邪魔しない程度に導入され物語のリズム感とテンポにマッチしている.物語も良く,最初は従者として仕えていたウィリアムス.主人が死亡してしまい最初は賞金目当ての見た目だけの騎士だったが,最後には精神までもがりっぱな騎士となった.だからこそ騎士の心を失ったライバルのアダマー伯爵に勝てたのだと思っている!!

作品一言

『女ってわかんねぇな』

『でも,向こうは男をわかっている』

 ウィリアムを振り回すジョスリンを見事に言い表している一言でとても印象的.

すてっどまん


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